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万葉神事語辞典


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項目名 しゃかにょらい
表記 釈迦如来
Title
Shakanyorai
テキスト内容 仏教の開祖、釈迦牟尼。仏陀のこと。万葉集5-802の序文に「釈迦如来、金口正説、等思衆生、如羅睺羅。」とある。釈迦如来が、正に金口(釈迦の口)でお説きになったことには、「衆生がを平等に思うことは、わが子羅睺羅を思うのと同じだ」というのである。釈迦如来とは、釈迦牟尼仏の成道の後の称であり、仏教の開祖の釈迦を仏として敬う呼び方である。仏には三十二相と称する特殊な瑞相が具わっているといわれ、その一つに身金色相というのがある。金身である釈迦はその口元も金色であった。羅睺羅は釈迦が在俗当時にもうけた一子の名である。釈迦は29歳で出家し、35歳で悟り、45年教化活動を行って、80歳で死去した。故国へ向かう旅立ちの途中、食中毒をおこして、クシナガラで2本のサラソウジュの間に横たわって生涯を閉じた。遺体は荼毘に付され、遺骨は各地の塔に納められ、信仰の対象となった。
執筆者 渡辺卓